Steve Jobsのことを良く知っているわけではないし、持ってるApple製品もiPhone3GSだけだったりする。スタンフォード大学の卒業生向けスピーチを初めて見たのも、あまりはっきり覚えておらず、2006年とか2007年とか、兎に角しばらく経ってからだったりする。まあこうやって日記を書いている自分に、「にわかファン」感を大いに感じまくりなわけです。

でも彼の訃報に触れることで、スタンフォードのスピーチの最初に出てくるAbout connecting the dots.というストーリーが「こうありたい」と思う自分の裏付けのようなものになっているのを改めて感じたので、まとめておきます。

About connecting the dots.(点と点とをつなぐこと)についての詳細は、スタンフォード大学のサイトにあるスピーチ原文+ビデオを参照いただきたいのですが(各所で紹介されている和訳版もどうぞ)、つまるところ、いまわたしたちがWindows PCやMacで使っているさまざまなフォントが、Jobsが大学でカリグラフィについて学んだことがきっかけになっている、ということです。なぜ学んだかというと、Jobsがカリグラフィに魅力を感じたから。将来仕事に役立つとは思っていなかったそうです。

将来役立つことを学んで目標に向かっていく。これはこれで大事なやり方。でもこのやり方だけが正しいかというとそうではないはず。目標を超えた何かに到達することは難しい。

役立つかどうか分からないけれどとても魅力を感じるものに夢中になり、ある時ふと何かとつなぐ/つながる。そして新しい何かを達成する。役立つかどうか分からないことばかり回り道して、何にもつながらない可能性もあるわけだけど。

2006年だか2007年だか、自分がJobsのスピーチに出会ったときは、目標を定めてタスクを細分化し着実に前に進むITプロジェクトマネジメントの世界で働き続けて、元来「回り道」や「遊び」を大事にしている自分をいつのまにか抑え込んでしまっていた時期。スピーチをきっかけとして、自分は目標が見えにくかったり、目標がそこにあるのか分からなかったり、そういった世界にも行きたいと思っており、そちらの世界に行くには「役立つかどうか」という尺度以外の「夢中になれる何か」を大事にしてもいいんだ、と思えるようになったのが大きい。

自分なりにいくつかささやかな点と点はつないできたつもり。
これからも点と点をつないでいくべく、留学生活を日々過ごしていけたらいいな、と思います。
テーマ:MBA
ジャンル:学校・教育
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