来たる10月31日にINSEADのマスタークラスとMBA/EMBAのインフォメーションセッションが東京の丸ビルで開催されます。時間は19:00~21:30。

10/21現在、参加受付中です。興味のある方は早めに申し込んで下さい!
http://mba.insead.edu/events/asia.cfm

今回の目玉は、マスタークラス(特別講義)にファイナンスの名物教授、Pascal Maenhout教授が来日することでしょう!
ayumuraも去年の11~12月にCorporate Financial Policyを教わりましたが、教え方が本当に上手いんです。INSEADでもBest Professorに良く挙げられていましたが、INSEADに限らず、ファイナンスの教授と言えばPascalだ、と言ってるクラスメイトもいました。

二つ目の特徴として、他のMBAイベントに比べると、参加アプリカントたちのDiversityが高いことが挙げられます。2年前のアプリカント時代にayumuraが参加したときは、日本で働いている海外出身アプリカントが多くいて、マスタークラス・インフォメーションセッションとも、英語での質疑応答がかなり活発で、INSEADのキャンパスでクラス見学するのと近い雰囲気を味わえると思います。
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今から4か月半ほど前に、「MBA60%を終えて、英語力振り返り」をいう記事をアップしました。当時は英語力が伸び悩んでいるように感じられ、悶々としていたのですが、現時点での英語力についてもう一度振り返ってみようと思います。

2月末時点では、英語が上達した!という「ブレイクスルー感」がなかったのですが、P4に入った3月・4月頃から、徐々に(英語上達したかも)と感じることが増え、P5の終わる6月まで断続的に「上達感」が訪れたように思います。

・読む:スピードは少しだけアップ、まとまった英文を読む集中力が付き、ケース予習の質が上がった。
・聞く:現状維持、聞いて分からなかった時に聞きなおしたり、パラフレーズして確認することが増えた。
・書く:英文の質はあまり変わらないが、書くスピードが上がった。
・話す:ケース予習の質が上がったぶん、講義中の発言が増えた。グループワークでの発言量も増加。プレゼンも短い準備時間で話せるようになってきた。いまだ1対1や少人数での会話のほうが好きだけど、日本語人格でちょっとした冗談を言ったり、ときどき真面目な話をしたりするのと近い感覚で、英語で話せるようになってきた。

ネイティブ話者、帰国子女、大学教育を英語で受けていた人に比べれば、いろいろな面ではるかに及ばない英語力ではあるのですが、いまぐらいの英語力でP1を始められたら、良かっただろうなぁ、と思うくらいには変化がありました。

前回、英語力改善のために心掛けたいこととして以下の4点挙げたのですが、
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①選択科目と両立できる範囲で英語学習は楽しみながら続ける
②日頃から意見表面の備えを瞬時にする癖をつける
③英文はNow or neverの精神で、読めるときにささっと読む
④P3のリベンジ(パブリックスピーチ・雑談・ライティング練習)は継続する
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②と③は比較的実践ができ、①はときどきiKnow!で単語練習、ケースや新聞記事の音読をしていました。④は選択科目でプレゼン機会・レポート執筆がかなりあったので、必要に迫られてパブリックスピーチ・ライティングの機会が増えました。MBAの授業がある以上、純粋に英語スキルの向上に力を注ぐことは難しかったのですが、MBA半ばで目標設定をしておいたのはプラスに働いたと思います。

最後に、純粋な英語スキル以外に大事なこと(心構え的なもの)をまとめてみると、
(1)力不足な自分の英語力を自分で受け入れるが、あきらめず、持てる力でできることを考えること
(2)雑談のネタをこまめに準備しておく(ジョーク、日本文化、失敗談、話し相手の誕生日や近況のチェック)
(3)苦手意識をできるだけ表に出さず、慌てず恥ずかしがらず堂々とする(苦手オーラは相手を遠ざけてしまう)
あたりでしょうか。

ちなみにayumuraは(2)(3)が実践できるようになったのはプログラム終盤だったりします。。
(2)は時間的・気持ち的余裕がないとなかなか実践できなかったのですが、準備しておくと会話が弾んでおすすめ。
(3)は舞台でのアガリ症みたいなものなので、苦手意識は簡単にはなくらないことを前提に、苦手オーラを消すようにするといいのかもしれないです。

というわけで、留学で英語上手くなった?と聞かれたら素直に「はい」と言えるようになった、という記事でした。
これからはこの英語力をどう維持していくか、という課題があるんですけどね。ぼちぼち考えていこうと思います。
テーマ:MBA
ジャンル:学校・教育
7月9日(月)午前6時、10か月余のINSEAD留学生活を終えて無事に帰国しました。
4月半ば以降、Work hard, Play hard(er)を実践しているうちに、
あっという間に卒業を迎えてしまったのですが、
ブログのネタとして温めているネタがいくつかあるので、
過去日付で少しずつ記事をアップしていければ、と考えています。

取り急ぎ帰国のご報告まで。
テーマ:MBA
ジャンル:学校・教育

superficial(adj.)
1.表面の、浅い 2.表面的な、うわべだけの、思慮の浅い
(CASIO電子辞書搭載:ジーニアス英和大辞典より一部抜粋)


マドリード旅行の話、続きます。

今回、同窓会以外の時間は、IMD在学中のわっきーさんと一緒に旅程を過ごしたので、IMDでの様子を聞くことができました。

印象に残ったのが「superficial」という単語が使われるシチュエーション。

INSEADでの生活では「あの教授、なんかsuperficialだよねー」「そうそうsuperficial!わたしはあの人嫌い!」のように、教授を評するときに耳にする単語だった(汗)のですが、どうもIMDではグループワーク中に、グループメンバー同士で、その発言はsuperficialではないか、と指摘するようなケースがあるらしい。(誤解していたらすみません、訂正しますので。

国籍の多様性が高く、ネイティブ英語話者以外の人がいる環境下では、superficialなやりとりで、その場を丸くおさめる、というのは一つの"うまい"やり方だったりすると思う。傷つけあわずに済むし、どうしても埋められない価値観の溝を掘り当ててしまうこともない。

多様性の高いグループワークでは、メンバー間がぎくしゃくするのは良くあること。INSEADの基礎科目のOrganizational Behaviourは、このぎくしゃくを和らげるように良くデザインされている(性格診断を受けさせてメンバー間でシェアさせる、学期の中間時点でメンバー同士のフィードバックをする等)のですが、superficialであることから一歩先に進ませるほどではなかったのかなぁ。。と。

一方IMDは、少人数プログラムで、個々人に心理カウンセラーがつき、自分をじっくり見つめなおさせ、日々のグループワークのやりとりを元に、どう感じたか、なぜそう感じるのか、、と考えさせる。カウンセラーとのやりとりが終わると、またグループワークが待っている。他のグループメンバーにも、心理カウンセラーがいて、似たような分析をやっている。

もちろん、INSEADの他のグループでは、メンバー同士でsuperficialなやりとりから一歩踏み込んでるところもあるかもしれないし、グループワークでsuperficialかどうか、と言及するのは、パーソナリティに負うところも大きいとも思います。

それでもなお。superficial、という単語の使われ方を通じて、INSEADとIMDの特色の違いを強く感じたのでありました。ぱっと見、似てるようで、全然違うのです。
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イースター休暇が絡んだ週末を利用して、スペイン・マドリードに行ってきました。今回のメインイベントは4月7日(土)の「同窓会」。

ちょうど一年前の今頃(2011年4月10日(日))、東京・田町でMBAアプリカントが集まって飲み会をしたのですが、一年後のいま、IE・IMD・INSEADの各プログラムに在籍している4名がIEのホームグラウンド・マドリードで再会をした、というわけです。

この4名、皆欧州1年制プログラムに留学中、という共通項はありつつも、プログラム開始時期が少しずつずれておりまして。

INSEAD生のayumuraは9月開始の10か月プログラム。
留学生活も残り3か月を切り、終盤にさしかかっているところ。

IEのEMBA在籍中のTさんは11月開始の13か月プログラム。
留学生活は折り返し地点でしょうか。

IMDのこちらのお方は1月開始の12か月プログラム。
最初の期末試験明け。

IEのMBAのKさんはこの4月開始の13か月プログラム。
講義開始直前。

4人で話をしているだけで、1つの空間にいろいろなMBAの時期が同居しているような、1学期の自分、2学期の自分、3学期の自分が、4学期の自分のほうを向いて話しかけてきているような、そんな感じがしたかも。

IEのプログラムの様子とか、IEの教授でINSEADに教えに来ているFernando Bartolome教授の話とかできればなぁ、などと思っておりましたが、世界最古(らしい)のレストランBotinにて最高に美味しい子豚の丸焼きを食しているうちに、話しそびれてしまった。。また次の機会に話せたらいいかな。。


今度はヨーロッパのどの都市で同窓会やりましょうか??
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